2025.1022 水
- minoru HASHIMOTO
- 10月22日
- 読了時間: 3分
窓から見える山から始まって
街路樹も色づいてます。さっぽろ。
この美しい景色に
どこか切なさを感じて
それが時に
たまらなく
苦しくなる。
それは、言葉にできない
モヤモヤのような
シクシクのような
探ることもこわいような
手をのばしても
なにもないような
穴の空いた気持ちでした。
センチメンタルや
侘び寂びの感情として
芸術に昇華できそうではあるけど
実態がわからない不安が
いつも隣り合わせに存在していた。
それは
とうのむかし
胸の奥に
しまいこんでいた傷でした。
そう、この季節だった。
ここでもずっと前に
書いた記憶があります。
20代の前半だったかな
カメラマンに憧れて
カメラマンアシスタントを
やった経験がありまして、
ぜんぜんダメでね
半年くらいで辞めたんです。
その傷があったんだと
本当、最近わかりました。
厳しい世界でね
なにクソ頑張った人が
結果を出していく現場。
自己否定しかなかった。
自分なんかクソっす。
それを認めさせてからの
アシスタントとして
カメラマンに仕えるような。
当時のそういう
世界だったんです。
向いてなかった。
目指したものに向いていないと
受け入れなければならない現実。
それをダメ出しのもとに
叩きつけていく苦しみ。
じょじょに
自分の居場所が
なくなっていく不安と
それでも
弱音を吐かないと律するほど
行き場所がなくなってくる。
失意。
ああ、そうだ。
あのときぼくは
自分の存在を消したんだ。
その
ポッカリ空いた気持ちを
わかってあげることができた。
たまらなく
涙がこみあげて
心の穴ぽこに流れていった。
その涙は
とてもあたたかった。
わかってあげることができた。
だからこそ
見える景色がある。
そう思います。
ぼくは
あのときの痛みを
二度と味わいたくなかったんだ。
だからその後
がむしゃらに仕事をした。
フリーランスになって
身も心もポロポロになるまで
とことん断らなかった。
そうだよ。断れなかったんだ。
見えない
ファイティングポーズをとって
あのときの痛みを
味わうくらいなら
仕事して死んだほうがいい。
自分の存在を消されることは
死に値すると思っていたんだ。
それは
辛かったろうに。
安心がない。
安心を知らずに
期待に応えるを
ずっと全方位で備えていた。
自分をさておき
人を喜ばせることに
命を削ってやっていた。
それは、しんどいよ。
泣ける。
いま、書いていても
涙があふれてしまいます。
この葬り去った傷を
しっかり
迎えにいけたことを
今、誇りたいと思う。
たくさんねぎらいたい。
湧いてきた悲しみに
心から泣いてあげたい。
わたしが
わたしを守ってあげよう。
これからこれから。
傷の向こうに
宝のような
あたたかい想いがあります。
とことん頑張って
へとへとになってしまう
そんな優しい人たちの
お役に立ちたいと思っています。
興味ありましたら
のぞいてみてください。
今日もごきげんでありましょう。
