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WORDS (詩・小説)


週末の
閉店間近の喫茶店で 天使がさぼっている 窓際に戸惑いのシルエット 小魚に小骨を埋め込む手術 呪術のような無実の儀式 チキンナゲットに祈りを込め 小手先の優しさに決別を誓う 手羽先の持つところを残して 毒入りのナチョスを味見する スパンコールのかわりに...


明日
飲み残されたビールの未来はオレタチが思っているほどヤワじゃない。射的で奪取できなかったエロジッポのため息は、静かに子供たちの耳たぶをかすめる。パテシエがこぼしたスペシャルソースは、乙女たちのハートではなく脳ミソに悪知恵をほのめかす。間違ったバイキングは、おかわりされない。お...


パーティー
そらみた 青ざめた ためになった なかなかのなかになれ マシンガンが火を吹いて パーティーが幕を開ける アドベンチャーの記憶を 清潔なシーツに染めよう 酒瓶を天に放り込み マグマの蓋が割れる 一斤の角食に掲げたネッカチーフは 大いなる自由の印 すべてはまわり続ける...


ストリート歩く
ザラメの雨だ 日ごろのおこない そんなの知らない 傘なんか持たない 安っぽい紙吹雪が舞い散る 又聞き人生のエキストラたちに 無感情の別れを告げよう 自分の言葉を手に入れて 気がすむまで沈黙しよう あなたの声を耳にした気がした ふりかえりくりかえし探した ...


チャコールの
チャコールの。 よく似合っている。 とても。 うれしそう。 なのにどうでもいい 天気のハナシして アタマかいてる。 たぶんバレてる。 空は晴れてる。


友よ
機嫌よく在りたい できれば自然に。 痩せ我慢をしてもだ。 まずは 機嫌よく在りたい。 時々は かき乱されることもあるだろう。 それは、承知。 ガセーのは、無視。笑止。 機嫌よく在りたい。 そんで、君にわけたい。 機嫌よく在りたい。 死ぬまで。 たとえ...
過去のメモ
ARCHIVES (ここ最近のメモ)
2026.0123 金
いったん 見送りがちかもしんない。 ふとね そんな言葉が浮かんだんです。 タクシーを探していて。 いつもの 歯医者さんから事務所まで。 歩くと20分くらいかな。 その日はあとの用事が控えてたので タクシーに乗ろうと思ったんです。 車通りの多い道に向かいつつ 歩きながら探していて。 乗りたいと思ったその瞬間 タクシーが来たんです。 そしたら いったん見送っちゃったよね。 しかも、2台連続で通り過ぎた。 進行方向のうしろから来たし 気づいたとき もうすでに横だったしと 見送りがち条件は揃っていた。 としても、 2台目に関しては 言い訳にしか過ぎない。 乗りたい←思った↓ ↑すぐきた←叶った! びっくりした→↑ なんかこんな感じ。 図的に表してみました。 乗りたいと願って 思ったよりも早く叶って 心の準備ができていなかったのか 瞬間的に 今じゃない判断をしたんです。 で、2台目は そのびっくりの余韻で 見とれて見逃したのかもしれない。 まさに、 今でしょ。だったんだよなあ。 チャンスは 後ろ髪が長いだっけ? 前髪だけパーマかけてるだったか、 そんなこと
2026.0122 木
美しい朝でした。 降り積もった雪の夜が明けて、 赤みの帯びた朝陽が 真っ白な静寂を照らす。 すみずみ、澄み渡っている。 駐車場の雪かきで ひと汗かきつつ 愛車が可愛くてたまらない。 事務所へ向かう道のり 誰かが歩いた細い道ができている。 それは、足跡の連なり。 足跡と足跡の あいだの場所を選んで 道幅を増やしながら歩いてみる。 すれちがったお母さんに 抱っこされている赤ちゃんが ぼくを見ている。 すれちがっても振り返ってまで ずっと見ている。 またどこかで会おう。 小気味のいい鳥のさえずり。 見上げて探すと なにエナガかな、 なにジュウカラかな、 小さな鳥が 枝先でツンツン動くたび さらさらの雪が ほろほろ落ちてくる。 総じて、かわいい。 少し遠くに春を感じる。 見上げたついでに へんてこな雲を発見した。 飛行機雲のような一本線。 すーっと長く長く続いて 天に昇るような 急カーブを描いている。 ナイキのロゴの もっと急カーブな感じ。 見たことないし なんだかわからないけど ワクワクした。 気象状況や科学的なこと スピリチュアルな視点でも なにか意
2026.0121 水
動きます──。 それは、 バスの運転手さんの アナウンスでした。 きりりとして ていねいに芯のある響き。 宣言が届いた瞬間でした。 ぼくの今が同調したように その言葉に反応したんです。 ただの 運行中のアナウンスなのはわかる。 バス停で人が降りて 再び動くときのかけ声だ。 でもなんだろう 響いたんだよね。 ぼくの心の どこかにあるスイッチにふれて ぼくのなかの全自分が ウォーっと両手を挙げて 立ち上がる世界を感じた。 無音なくらい静かに。 そして 当たり前なんだけど 実際にバスが動き出すもんだから この先の壮大な世界の 一歩が動いたような エモーショナルな 躍動を感じたんです。 立ち上がるような 込み上げるような。 ただ、バスに乗ってるだけなのに。 どうかしている人の はなしだと思っくれてもいい。 数秒の出来事だったんだけど ぼくはその瞬間を 待っていたかのように 自分からキャッチした。 どれほど待ったのだろう。 3年、5年、 いや、もっともっと 生まれる前から ずっと待っていたかのよう。 誇らしいような くすぐったいような気持ちで バスを降りて
2026.0120 火
昨日、 みんなでつくるかい 味噌つくるかいがありました。 今年で4シーズン目。 一年最初の新月の日でした。 ぐうぜんなんですけどね。 新月に味噌を仕込むなんて なんか情緒がいいですね。 目に見えないスピードで 発酵がはじまるわけです。 この場で みんなでつくるのがたのしい。 味噌をつくるかいで わたしの1年が始まる。 自分でつくった味噌が おいしすぎて ほかのを買わなくなった。 つくってすぐに食べられない、 待ち遠しさがなんか好き。 仕上がりが楽しみ。 そのころ わたしはなにをしてるんだろう。 ワクワクして想いを馳せることが ほのかにうれしくなる。 そんな声をいただいています。 うれしいです。 ありがとうございます。 インスタグラムを見て 参加してくれた方もいました。 見てくれている方が ちゃんといて、届いた。 うれしいです。 その行動力にリスペクトします。 みんなでつくって 覚えたら家庭でつくってみたり 何度もつくっていくうちに お友達におすそわけしてるうちに 興味ある人に教えてみたりして みんなが あちこちでもっともっと 味噌をつくるといいな
2026.0119 月
チョコモナカジャンボを 食べている人を見たんです。 バス停で。 先に待っている人がいて バス停のベンチに腰をかけていて なんか聞こえるんです。 サクサク。 あの小気味いい おいしい音が聞こえる。 もしかして? やっぱり。チョコモナカジャンボ! 二度見しました。 「もしかして?」が正解した その喜びと同時に 「なぜ今ここで?」の新たな問いが 湧き出てくる違和感。 お召し上がりになっているところ あまり見ないようにしていても バスの来る方向を確認するたび 視界に入るところに お座りになっているので 見ささる。どうも見ちゃう。 バスは遅延中。 あと4分で来るらしい。 それより はたして食べ終わるのか。 チョコモナカジャンボは その名の通り、大きめだ。 そう、 それがいいところなんだ。 バスの運行状況よりも チョコモナカジャンボの 進行状況が気になってしまう。 サクサク ドキドキ サクサク ドキドキ。 ご本人は たしなむように たんたんと お召し上がりになっている。 おっと バスが見えた。来た来た。 チョコモナカジャンボは? あと、一列とみた。 がんばれ
2026.0116 金
味噌づくり 冬仕込みがスタートします。 今年で4年目? みんなでつくるかい の 「味噌つくるかい」です。 またまた、この季節がやってきた。 すっかり楽しみになっています。 手づくりの味噌、いいよ。 しみじみ実感しています。 ここでも たびたびふれていますので、 よかったら読んでみてください。 ・ 2025年2月12日 ・ 2025年3月21日 まだほかにも 書いている日がある気がします。 アーカイブを 見やすいように整理しよう。 なんせ なにがたのしいって みんなでつくることです。 わくわくして仕込む。 この味噌ができる 次の冬のあたり わたしは何をしているのか。 どんな気持ちで お味噌汁をいただいているのか。 その景色はどんなんなん? 近未来への タイムカプセルみたいです。 わくわくを詰め込んで あとは放っておくだけ。 なにもしない。 なにも起きていないようで 菌が動いている。 大豆と麹と塩だけ。 それだけで、 じっくりゆっくりつくられる。 小さくてでっかい世界。 その微細な活動の 存在の大きさに たまらなく ロマンを感じてしまいます。 ま、そ
2026.0115 木
ちなみに ぼくの事務所のストーブは ラブミーテンダーが鳴る。 去年、 長らく使っていたストーブが 壊れた のを機に仲間入りした ポータブルの灯油ストーブです。 3時間ほど使用していると 運転延長の確認を お知らせしてくれます。 そのときのメロディーが ラブミーテンダーなんです。 曲がストーブにまで 採用されるって すごいと思うんです。 そのポピュラーっぷりったらない。 誰もが知っていて アラームの代わりに使われても 耐えうるという凄みがあって それをまったく感じさせない 耳なじみの良さがあるというね。 だからって ストーブに採用されることを 目指さないけれど というか、そもそも無理だけども ポピュラーの行き先って どこまであるのだろうか。 教科書に載る。 これは格がつく感じだけど もっと暮らしのレベルで考えると 回転寿司のBGMで使われたら かなりのポピュラーだと思う。 あと、なんだろう? とにかく 誰もが知ってるって すごいことだよね。 ストーブから流れても ラブミーテンダーは やっぱりいい歌だ。 今日もごきげんでありましょう。
2026.0114 水
大吹雪でした。さっぽろ。 昨日、 ここ で 冬将軍について とりとめない想像を書いたことと なにも関係ないと思いますが、 ひくほどの、暴風雪の映像。 事務所にいて まったく気づかなかったです。 冬将軍、やりすぎだ。 この前ね 腹を立ててない自分に気づいて あとからじんわりきたんです。 早朝、用事の前に 時間をつぶしたくて カフェに入ったんです。 30分くらいあったんでね あったかいカフェオレで。 ゆったりと備えようかと 頼んだのだけど、 ぜんぜんこないんです。 ぼくの前に入った 団体客のオーダーに 追われている様子が見える。 いつもさくっと出てくる店だけど こんなこともあるかと待ってたら 25分くらい経過してるんです。 予定の前の30分、 ゆとりを持って カフェで過ごそうかと思った時間。 もし、たった今きたとしても あちーカフェオレ 5分で飲むのきちー。 頑張ったら、飲めなくもない。 だけど、ゆとりは味わえない。 ホットの早飲み。 カラダはりすぎ。 アイスにすればよかった。 一瞬、思った。 いや、そんなことじゃない。 選択ミスなんかじゃないぞと。
2026.0112 火
連休明けましての火曜日。 降ったり溶けたりのさっぽろです。 膝丈あたりまで積もった雪が 翌日に溶けて アスファルトが顔出すという、 今年の冬将軍は 情緒不安定かと思われます。 冬将軍の兜には どんな飾りが付いているのだろう。 雪だるまかな? いや、雪の結晶のほうが かっこいいかもしれない。 いさぎよく、 「冬」の文字はどうかな。 「愛」って付いてる兜もあるし。 兜も鎧も白だと かっこいいなあ。 銀色のような白がいいね。 馬に乗っているのだろうか。 風に乗ってくるイメージがあるな。 北の北からやってくる 寒気がもたらす風に乗ってくるね。 そいつが エアリーな 馬の姿を成している感じ。 すっと空に消えるようなね。 軍を引き連れて来るのだろう。 氷のように冷酷な 剣士がいるに違いない。 つららを武器にする 弓矢の達人もいる。絶対いる。 山を吹き飛ばすくらいの 肺活量のある怪力な大男もいる。 そいつの肩に 雪だるまが乗っているね。 そいつが大男の頭脳担当。 つまり、司令塔だ。 まぎれて、鍋奉行もいるぞ。 精鋭の中に 旬の素材をおいしく 適切なタイミングで
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