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2025.0829 金

  • 2025年9月1日
  • 読了時間: 3分

なんでも

言葉にできると思うなよ。

自分の心に置いている。


言語化──。


言葉で説明できないものは

この世にはない。

そうかもしれないけど

そんなことはない。絶対に。


理路整然とした

勉強を糧にしてきた人の

プライドと奢りを感じる。


久しぶりに

本屋さんに行ったら

表紙に「言語化」の文字がある

本がたくさんあった。


売れ筋なのかもしれない。

その鼻息の荒さを感じて

言葉がなかった。

言語化のスキルが

ありがたがられているなか

言語化が苦手な人を

狙った商売が成立している。


言葉には力がある。

勇気や感動を与えたり

人の人生を変えるくらいの

大きな力がある。


ぼくは、それを信じている。

それと同じくらい

言葉の無力さを知っている。

それを忘れないように

無力さも大切にしている。

ねぎらうように

包み込んで

心のどこかに置いている。


さんざん言語化をして

生業としていた人が

言うのだけども

言葉にできないことは

恥ずかしいことではない。

言葉にできないくらい

やわらかであたたかく大切な

その想いを

どうか無理やり

言葉にしないでほしい。


その理由は?

ビジョンは?

説明してみろと

正しさをふりかざす人がいる。


うるせえ。


とくに、

なにか新しいことを

始めようとする人に

正しさのおせっかい野朗が

アドバイスをたれながす。

そして

その人の

繊細であたたかな想いに

土足で入って自信をくだく。

実に、野暮だ。


繊細な人は

うるせえとは言えない。

自分を責める。

できない自分像が

色濃く想像されていく。


やりたい。

その気持ちに理由なんかいらない。

金になるとか

ためになるとか

そんな先のことはどうでもいい。


大人になると

それだけでは

いけないような気になる。

でも、根底にある

大切な領域は

自分で守っていい。


言葉にできない

うまく説明できないことを

ダメなものと思わないでほしい。


できない理由が

ちゃんとあるはず。

言葉にできないくらい

大切な想いなのかもしれない。

その理由がわからなければ

できないことを

受け止めるだけでいい。


心が動く

そのときの

熱量や音、色、におい

目に見えない

エネルギーのようなものを

誰も完全に言語化できていない。

なんとか近づこうとして

表現の切磋琢磨をしている。

追求しているけども

完全にやりきらない

余白を残しているのだとも思う。

そんな無駄かもしれない行為に

芸術性が生まれるのかもしれない。

その領域は、粋じゃないか。

沈黙の温度に、愛がある。


そのうち言葉なんか

いらなくなると思う。

それまで

やりつくしたいとも思っている。


週末もごきげんでありましょう。

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