2026.0821 金
- 8月21日
- 読了時間: 2分
いまの季節
聴きたくなる一枚があります。
夏のぬけがら/真島昌利
1989年発売。
ザ・ブルーハーツのギタリスト、
真島昌利の初のソロアルバムです。
聴きたくなるというか
脳内で自動再生されます。
当時、AIWAのラジカセだったか
CMソングとして流れてきた
収録曲の「ルーレット」を耳にして
時間が止まったみたいに
気持ちを持ってかれたのを
今でも覚えています。
ハーモニカを
友部正人が吹いてるんだよね。
人間の身体の70%は
水でできているみたいに
ぼくの心の70%は
「夏のぬけがら」で
できているかもしれません。
TUBEの
にぎやかな夏ソングを
冷ややかにとらえていた
みのる少年は、
「夏のぬけがら」だった。
その世界に共感したし、
すみずみに染みていった。
言葉にすると
野暮になるけど
せつない。
夏の終わりのあの気持ちが
ぜんぶそこに詰まっている。
15か16歳だったか
そこからずっと
そのアルバムと
夏を過ごしてきたかのようだ。
一日ごと確実に
終わりの背中が見えてくる
夏の
気が狂いそうなほど
せつなくて
どうにもできない気持ち。
終わってほしくない。
けれども
どこかで
終わりを迎えたい。
ずっとずっと
そんな気持ちで
夏という季節を生きてきた。
今でも少しはある。
控えめに言ったけど
同年代のおじさんたちより
ちょっと多めにありそうだ。
今、
夏の終わりを
安心とともに迎えそうな
そんな気がしている。
失うわけではない。
引き止めるわけでもない。
いつ終わってもいい。
よくわかんないけど、
そんな気持ちだ。
窓からそよぐ風
ギラギラ陽射しをやわらげる
レースのカーテンがつくる影が
床でゆれているだけの
あの何もない夏の午後は、
まだ今もぼくの中にある。
好きなものを語るの
こそばゆいし
どうやっても言い足りない。
そうそう。
真島昌利 LIVE Another Summer
というビデオもいいんだよ。
週末もごきげんでありましょう。
▶︎ 言葉と心の文章教室
「memoのLesson」
自分の気持ちを、自分の言葉で書けるようになるレッスンです。
