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2025.1225 木

雨のクリスマス。さっぽろ。

そう、レイニークリスマス。

聞こえがいいかと思って

言ってみたけど

使い慣れなくて恥ずかしい。


午前中、

父のいる介護施設に行ってきた。

メリークリスマスと言ってきた。

帰り際に

いつもありがとねと言っていた。


昨日は

税金を納めてきた。

自分の身の丈には

少し大きな額の納税だった。

金融機関の窓口の方も

職員の方も優しかった。

安心して

スッキリすることができた。


帰り道、

あまり行けてないけど

好きな喫茶店に寄って

コーヒーを飲むことにした。

季節限定のクリスマス・ブレンドと

チョコレートケーキのセット。

自分への

ささやかなご褒美だ。


窓際のカウンター席

その先の空を眺める。

うまくやれないこともあったけど

それでも、よくやったと

コーヒーをひと口。

続いて、

チョコケーキをサクッとやり

添えてあるホイップの

優しい甘さが口に広がると

なんだか涙があふれていた。


今、

この瞬間のぬくもりに満ちて

過去の緊張がほぐれたようで、

この感触が未来につながっていく。


初めて、やっと

ねぎらうことができた。

ほどけるような涙だった。

この静寂さこそ

自分へのプレゼントだった。


その夜

19歳の息子が

クリスマスプレゼントをくれた。

もらうことなんて

考えていなかった。

もちろん、今年も。


今年の春

東京の大学に進学する息子が

ぼくたち二人のために

食器をプレゼントしてくれた。

いい形の

カレー皿で

木のスプーンも

おそろいだった。


お父さん、

いつもありがとね。

今朝、ぼくは

父に心から言うことができた。


めずらしかったからなのか

雨なんか降っちゃってね。

まいったね。


明日で仕事納めです。

今日もごきげんでありましょう。


2026.0123 金

いったん 見送りがちかもしんない。 ふとね そんな言葉が浮かんだんです。 タクシーを探していて。 いつもの 歯医者さんから事務所まで。 歩くと20分くらいかな。 その日はあとの用事が控えてたので タクシーに乗ろうと思ったんです。 車通りの多い道に向かいつつ 歩きながら探していて。 乗りたいと思ったその瞬間 タクシーが来たんです。 そしたら いったん見送っちゃったよね。 しかも、2台連続で通り過ぎた

 
 
2026.0122 木

美しい朝でした。 降り積もった雪の夜が明けて、 赤みの帯びた朝陽が 真っ白な静寂を照らす。 すみずみ、澄み渡っている。 駐車場の雪かきで ひと汗かきつつ 愛車が可愛くてたまらない。 事務所へ向かう道のり 誰かが歩いた細い道ができている。 それは、足跡の連なり。 足跡と足跡の あいだの場所を選んで 道幅を増やしながら歩いてみる。 すれちがったお母さんに 抱っこされている赤ちゃんが ぼくを見ている。

 
 
2026.0121 水

動きます──。 それは、 バスの運転手さんの アナウンスでした。 きりりとして ていねいに芯のある響き。 宣言が届いた瞬間でした。 ぼくの今が同調したように その言葉に反応したんです。 ただの 運行中のアナウンスなのはわかる。 バス停で人が降りて 再び動くときのかけ声だ。 でもなんだろう 響いたんだよね。 ぼくの心の どこかにあるスイッチにふれて ぼくのなかの全自分が ウォーっと両手を挙げて 立ち

 
 
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