2025.0827 水
- minoru HASHIMOTO
- 8月28日
- 読了時間: 2分
あと何回
洗濯ものを干せるだろうか。
ベランダで見上げる空に秋の気配。
風に吹かれて
太陽の光を浴びて
洗濯ものが乾くことに
よろこびを感じている。
当たり前のことなのも知ってる。
でも
あえてここで言いたいくらい
物静かに
もうれつな感動の熱がある。
高熱ではないけども
ぬるいとも違う。
ホームランを打ったとか
ハリウッドデビューしたとか
宝くじに当たったとか
どれも経験してないけども
そういった
特別感のあるよろこびとは違う。
凪のような状態。
その海中では
魚が群れをなして泳いでいる。
プランクトンが育ち
新しい生命が生まれている。
例えばだけど、
そんなよろこびがある。
どんな感じだよと
思うかもしれないけど
ひと言でまとめると
じわる感じ。
洗濯ものを干す。
服をハンガーに通して
物干し竿にかける工程に
慈しみを感じています。
洗濯機が洗った。
そのバトンをしかと受けて
かけて、託す。
空と太陽とか
風や気温・湿度、大気まで
微細な条件が揃った状態の
つまり、外。
ベランダの物干し竿に
洗濯ものを託す。
手放したら
あとはただ
乾かしてくれる。
なにもせずに
洗濯物は乾くのだけど
なにもないわけじゃない。
そして、外は
服を乾かそうと思っていない。
そこに
たまらなく胸がアツくなる。
でも
ガッツボーズをとったり
お礼の儀式をするわけでもなく
この静かにたまらない温度は
感謝に似ているかもしれないと
そっとかみしめて
乾いた洗濯ものをしまうのです。
キモいだろ?
でも、そうか
この静かにたまらない温度は
もしかしたら
慈しみなのか。
そうかそうか。
今日もごきげんでありましょう。
