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2025.0722 火

ベランダで洗濯物を干す。

ていねいに干している

その手間が嫌じゃなくて

むしろ

楽しんでいるような

愛しんでいる感覚があった。


面倒じゃない。

あたたかく

わいてくる気持ちに

ふと気づいて

なんだか可笑しく思えた。

夏だぜってくらいの空と

熱気にまぎれて、そよ吹く風。

ベランダから

部屋をのぞくと

ソファーに座っている息子。

昼になって起きてきて

ゆったりと支度に

とりかかろうとしている。


ああ……。

もう少し奥の

気持ちが浮かび上がってきた。


ぼくは

面倒をみたがっていたんだ。

その言葉を

キャッチしたとたんに

あたたかい涙がこみあげてきた。


そうかそうか。

ぼくは

彼の心配をしたり

腹も立てたりしていた。

この先、

手がかかるのだろうか。

面倒をかけられるのだろうか。

そんな漠然とした

不安もあったと思う。


違う違う。

ぼくが

彼の面倒をみたがっていた。

それがわかった。


あやうく

やりすぎるところだった。

もうじゅうぶん

ぼくもがんばった。

それを

誇りとして

お守りみたいに

しまっておこう。


だいじょうぶ。


安心して信じよう。

好きにやったらいい。


ひとりで

しょいこむのは

もうやめよう。

パートナーを信頼して

一緒に向き合っていこう。


心からそう思った。

そんな連休でした。


今日もごきげんでありましょう。

2026.0123 金

いったん 見送りがちかもしんない。 ふとね そんな言葉が浮かんだんです。 タクシーを探していて。 いつもの 歯医者さんから事務所まで。 歩くと20分くらいかな。 その日はあとの用事が控えてたので タクシーに乗ろうと思ったんです。 車通りの多い道に向かいつつ 歩きながら探していて。 乗りたいと思ったその瞬間 タクシーが来たんです。 そしたら いったん見送っちゃったよね。 しかも、2台連続で通り過ぎた

 
 
2026.0122 木

美しい朝でした。 降り積もった雪の夜が明けて、 赤みの帯びた朝陽が 真っ白な静寂を照らす。 すみずみ、澄み渡っている。 駐車場の雪かきで ひと汗かきつつ 愛車が可愛くてたまらない。 事務所へ向かう道のり 誰かが歩いた細い道ができている。 それは、足跡の連なり。 足跡と足跡の あいだの場所を選んで 道幅を増やしながら歩いてみる。 すれちがったお母さんに 抱っこされている赤ちゃんが ぼくを見ている。

 
 
2026.0121 水

動きます──。 それは、 バスの運転手さんの アナウンスでした。 きりりとして ていねいに芯のある響き。 宣言が届いた瞬間でした。 ぼくの今が同調したように その言葉に反応したんです。 ただの 運行中のアナウンスなのはわかる。 バス停で人が降りて 再び動くときのかけ声だ。 でもなんだろう 響いたんだよね。 ぼくの心の どこかにあるスイッチにふれて ぼくのなかの全自分が ウォーっと両手を挙げて 立ち

 
 
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