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2024.1219 木

ぬるい。

ぬるいって、どうです?

これ、たとえでもなんでもなく、

料理のはなしです。


スープカレーを食べたんです。

けっこう人気のあるお店で

そこに行くのは2回目でした。


ぬるいんです。

前回も今回も。


うまい、まずい

からい、あまい

そこに、

ぬるいは仲間じゃない。


器をあたためていないのかな。

出来上がりから

運ぶのに時間がかかってるのかな。

理由はわからないのだけど

目の間にあるのは

ただ、ぬるいスープカレー。


お洒落な店内で

店員さんもにこやかなんだけど

なんかね

ハッキリ言うと

芯くってない感じが

奥底に座っている。

表面に隠れて、

足ひろげて座ってるんです。


にこやかで

感じのいい店員さんなんだけど

食べ終わった食器の下げ方が

わちゃわちゃしていて

テーブルの上で

食器を重ね集めているんです。

トレイみたいなの持ってないのは

その店のやり方だからいいとしても

自分の手元に下げて

重ねていけばいいのに

ライスの皿をライスの皿にのっけて

カレーの皿からスプーンを外して

カレーの皿にある

スプーンと合流させて

そのやりくりを

ゆったりと見せられている。

その時間とは。


小うるさいこと言って

ごめんなさいよ。


なんなんだろうかと

考えたというはなしです。


ぬるい。

ああ、そうか

ぬるいんだと思いました。


店員さんも

店もわるくない。

ぬるいカレーを出す。

ぬるい接客をする。

いいとか

わるいではなく

ぬるい。それだけ。


それが

適温だという人もいると思う。

ただ、ぼくは

ピンとこなかった。

前は

とっても残念に感じて

悔しさやガッカリからの

怒りすら覚えたと思う。


プロとして

専門家として

その領分をぞんざいにしている人が

大っ嫌いで

たまらなく

嫌悪すらしていた。


その根底には

大切なものを

わかりあえない絶望がある。


でも

自分の大切なものを

自分がしっかり受け止めたら

他人との違いも

わかることができた。

そこに余白が生まれた。


そう思わない人もいる。

それだけ。

そのうえで

自分はどうする?を

やっていけばいいと思う。


ガッカリ怒りの炎を

たぎらすよりも

わたしはどうしたい?に

情熱を燃やしていきたい。


料理も心だ。

言葉も心だ。

笑顔も心だ。

細部にまで宿る。

だからこそ

奥底にある光を信頼し

その在りのままを受け取る。


ぬるいかどうかより

適温を知っていたいよ。

今日もごきげんでありましょう。


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