top of page

2025.0703 木

それは

そうしないんだ。

そっちはそうしていたのに。


そう

思ったことがあったんです。

ハスカップ狩に向かう道中のこと。

なにやら工事をしていて

片側通行になっていました。


そこで

ちょっと二度見。

交通整理の人が掲げている旗、

あの停止を促すための赤いやつね

「 止まって

 ください 」

って書いてあるんです。


敬語かあと。


「止まれ」だと

命令口調ととらえる人もいるとか

先回りの配慮が

この現場にも及んでいるのかと

なんだかなあという想いもありつつ

「 止まって

 ください 」

と字数が増えていることで

文字が小さくなってしまっている

不憫さも感じたのでした。

配慮を優先したのかもだけど

サインとしての機能は

低下しているんですよね。

ま、旗が赤いからいいのか。


なんてね

どうでもいいことを

いつものように

こねくりまわしていたんです。

すると

停止の旗がはためき下ろされた

次の瞬間

棒をくるくる回したんです。


それは

そうしないんだ。


進めは、

旗じゃないんだ。

棒を回すんだ。


ちなみに

こちら正面を向いて

棒を回転しているので

扇風機のような状態なのが

ちょっと気になったけど、

青い旗で

進んでください。

なんなら

お待たせしました。

まであるのかもとか

勝手に思っていたんです。


そう

勝手に思っていたんです。

で、

それは

そうしないんだ。

と思った。

じんわりと

おもしろかったんです。


でもあれだ

敬語じゃなくていい。

旗に書いている文面より

旗を差し出す人の気持ちが

大切なんじゃないかな。


今日もごきげんでありましょう。

2025.1117 月

ふぐを食べました。 昨日。51歳にして初めてのこと。 息子の大学合格祝いです。 家族3人で、ふぐを食べました。 合格祝いは何を食べたいか 遠慮しなくていいからと 尋ねてみたらば ふぐを食べてみたいと まっすぐに言うわけです。 食べたことがないからと。 そうかそうかと 予想外の答えに 少したじろいだりもしました。 なぜなら ぼくは ふぐを食べたことがない。 うまい店も知らない。 そもそも 食べたいと

 
 
2025.1114 金

先日の11/11に行った 「書くことが楽しくなる文章教室  みんなでお茶するかい」の シェアを今日もしたいと思います。 週末のきりのいいとこまで ひっぱらせてください。 配慮と遠慮。 これが隣り合わせである。 文章を書くことにおいて この配慮を持っている人が ぼくは大好きです。 自分が書いたものの先に かならず読む人がいる。 その根元に どう届くのかを想定している あたたかい気づかいがある。 その

 
 
2025.1113 木

センスがある。 センスがない。 よく聞く言葉だけれど、 ぼくはあまり 使わないようにしている。 この前の 書くことが楽しくなる文章教室で センスあるないの件が 話題に出たので ここでもシェアしてみたい。 ぼくも 書くことを仕事にしていると 文章のセンスがあるんですねと 言われることがある。 そこに他意はないと思うのだけど、 センスなんかで 仕事やれねえよ。 なめんな。 という ゴリゴリのめんどくさ

 
 
bottom of page