2025.0523 金
- minoru HASHIMOTO
- 5月26日
- 読了時間: 2分
自転車に乗りながら
いつか聞いたはなしを
思い出したんです。
日本のサラリーマンは
電話でも頭を下げている。
相手が目の前にいないのに
ペコペコしているのが
外国人は不思議に思う
とか聞いた人がこう言う。
目の前にいない
電話先の相手にも
頭を下げるなんて
かっこいいじゃないか。
みたな内容だったと思う。
ドラマだったか
ざっくりとテレビだったか
なにで知ったか
もうわからないけど
そのはなしがなんか好きだ。
相手が目の前にいなくても
頭を下げるという行動に出るくらい
気持ちがあふれているとしたら
その想いは決して
かっこわるいものじゃない。
見えないところで
徳を積むことを知っている
日本人ならではの感覚が
根底にあるのかもしれない。
他国の人が理解できないのも
しょうがないのかもしれない。
頭を下げている理由が
感謝でも謝罪でもいい。
だけど
ポーズでやってる人も
いないわけではないよね。
あんまり思っていない部分を
ジェスチャーでカバーする。
それは
大袈裟になる。
滑稽にもなる。
心がともなっていないから
本当には届かない。
そいうのは、バレる。
その場しのぎくらいはできても
心もなくやり過ごした自分が
いちばん傷ついているだろう。
それでも前に進ため
その傷を感じないようにして
小さな違和感を積み重ねていく。
でも本当は
嘘をついていることを
誰よりも自分が知っている。
そして、
絶対にそう思いたくない。
そういうことって
おおかれ
少なかれ
みんなある。あってもいい。
ぼくもさんざんやってきたし
今でもやると思う。
ただ、
ごまかしたときは
ごまかしたことに
気づくようにはなった。
これはとても大きい。
気づくことができたら
その理由を聴くことができる。
その先に
本当はどうしたかったが
ハッキリと見えてくる。
心は見えない。
見えないけど伝わる。
ただただ
わかっていきたい。
安心して安心を育てよう。
週末もごきげんでありましょう。