2025.0403 木
- minoru HASHIMOTO
- 4月4日
- 読了時間: 2分
お恥ずかしい。
大振りで間違えて
それは気持ちいいくらいでした。
2泊3日の埼玉
旅行の目的を終えて
おまけの
ごほうびのような最後の夜。
おいしい食事とお酒を楽しもうと
選んだお店は最高でした。
おばんざいのきさくさと
ていねいで繊細な技術
でてくる品々
すべておいしく
うっとり大満足でした。
その店の
ポテトサラダが
めちゃくちゃうまかった。
いちばん最初に出てきて
ああ、この店にしてよかったと
確信したのですが
今までに食べたことがない。
あとからほのかに広がる甘み。
このなにかひとつある
アクセントが
気になってしょうがない。
で、やってしまったのです。
もうこれはポテトではなく
もしかしたら
サツマイモなんじゃないかと。
見立てが
湧き上がってしまった。
今思うと
その見立ても
名物としてサツマイモがあるという
浅い予備知識からの
先入観からきていたと思います。
湧き上がりが
そもそも引っ張られている。
そうなるともう
サツマイモから離れられず
ほかの考えが浮かびません。
浮かんでもすぐ消す。
しまいには
サツマイモであれと願っている。
気持ちは高まって
配膳のチャンスを狙って
店員さんに聞きました。
一か八かの勇気。
?違います。
ふつうにシンプルに
大間違いでした。
なぜ?という
疑問もあったでしょうに
ただ違うと教えてくれた
店員さんに感謝したい。
粋な店で
照れ笑い浮かべるのみという
野暮なリアクションしかできず
大振りの大間違いでした。
でも
どうしても
聞きたかったんだ。
あとでこっそりネットで調べるより
その場で確かめようとした
その心意気を抱きしめてあげたい。
引っ張られた見立てに
しばられて
駆け抜けることって
まあまあ、あるのよね。
さあ、
本日帰ります。
旅行中
更新できてよかった。
今日もごきげんでありましょう。