2025.0314 金
- minoru HASHIMOTO
- 3月17日
- 読了時間: 2分
突っ張り棒は、落ちる。
かならず、いつか。
そこに疑いはない。
夜中に、ドタンと落ちて
物音に驚き、
床に散らばった落下物に
いったいどれほど
愕然としたことだろうか。
それでも
突っ張り棒を信じて
突っ張り直す。
今度こそ、今度こそ。
その想いは
夜中の突然の物音ともに
打ちのめされてきたわけです。
だから
わたしは
突っ張り棒を信じていません。
いつか落ちるものとして
あきらめを
受け入れようともしました。
でも、
いつか落ちるものに
大切なものなど
かけられるだろうか。
突っ張り棚も同じ。
いつか落ちるものには
ティッシュとか
なんかしらのガチャガチャの
フィギュアとか
さしさわりのない軽いものか
落ちても困らないものしか
置けないじゃないか。
それは、棚じゃない。
落ちることを前提として
突っ張れることができますか?
突っ張ってもいつか落ちる棒。
だとしたら
ぼくは、釘を打つ。
賃貸でも大丈夫な細いピンとか
知恵と道具を使って
突っ張らなくても
落ちない棒や棚を選ぶ。
そう決めたら
突っ張らなくてもいいし
突っ張るか
突っ張らないかで
迷うこともないのです。
そして
突っ張り棒は落ちない。
そう信じてやまない人もいる。
突っ張り棒はいつか落ちても
何回でも直せばいいと
ぜんぜん平気な人もいる。
もしかしたら
突っ張り棒って何?と
存在すら知らない人もいるだろう。
それがいいとか
わるいとかではなく。
ただそれだけなんだ。
みんなのテンションは違う。
それだけ。
大切な想いに対して
突っ張っていきたい。
突っ張っていけない。
自分にもかならずある
それぞれの想いに
あたたかくなりたいと思う。
それはそうと
シーズン恒例の
春と冬のいったりきたりを
春よりで見守りたいです。
週末もごきげんでありましょう。