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2024.1217 火

冬の早朝の

ゆっくりとオレンジ色で

ななめに差し込む朝陽は

まだ誰も起きてこない部屋の

冷えた空気とよく似あいます。


でもやっぱり、すごいよ。

ストーブの予約タイマーは。

えらい。

きっかり朝の5時半

お願いした通りにスイッチが入る。


事務所だってそう。

着いてドアを開けたら

ほんわかと

あたたまりがお出迎えしてくれる。


頭が下がります。タイマー。

ストーブを発明した人もすごい。

で、そこに

タイマー機能を

つけようとした人がいるんだ。


どういう発想の

プロセスだったんだろう。


朝、さみーのいやだな。

夜、寝る前にストーブ消すの

めんどくせーなあ。


やりたくない。

楽をしたい。

そこに発想の

芽があったのかもしれない。

ちょっと

ぐーたらな人のようにも思えるけど

それは

今より暮らしを便利にしたいという

改善の発想となって

行動することで実現される。


ぐーたらでもいい。

鼻くそをほじりながら

ストーブ起きる前につかねーかな

なんて考えたとして

たいていは考えて終わる。

鼻くそをしっかりと

ほじり終わりそれまで。


何を言ってるんだ。

できるわけがない。

ちゃんと説明しろ。

前例がないじゃないか。

儲からないだろ。

そんなつまらない言葉で

心が折れそうになったことも

きっとあるだろう。


発想の芽を

花を咲かせて実らせた。

そこに

胸の熱くなるような想いを感じる。

ひとりじゃなく

完成の先のイメージを

喜びとして共有した仲間がいたら

そんな素晴らしいことはない。


タイマー考えた人

その仲間よ

ありがとう。

きっと、タイマーを考えた人は

自分から言ったりしないから

まわりの仲間がさ

こいつ

タイマー考えたんだぜ

なんて自慢するんじゃないかな。

誇らしげに

スマートに褒め称えているはず。

居酒屋とかで。


タイマー考えた人は

そのはなしは今いいよ

なんて言いながら

ぐっとコップのビールを

せかして飲むのかな。


いいなあ。

たまらんなあ。

乾杯しよう。


焼き鳥が

食べたくなりましたね。

今日もごきげんでありましょう。

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